日本酒の本(その三、高瀬斉著)

高瀬斉(たかせひとし)氏は本業は漫画家でありますが日本酒に関する文献が多数あり、日本酒教室を開くほか日本酒の世界の第一人者の一人であります。

氏の本は今まで以下の四冊を読みました。

「ツウになるための日本酒毒本」２００２年１１月初版
「さまよえる日本酒」２００６年７月初版
「まんが日本酒ランキング」２００８年２月初版
「至福の味わいを究める日本の蔵元１００人」２００８年９月初版

あと「甲州屋光久物語」を読みたいのですが絶版でありネットでいくら探しても見つからない。

中でもつい最近出版の「至福の味わいを究める日本の蔵元１００人」は私の注目している『天明』『米百俵』をはじめ『磯自慢』『十四代』のことも書いてありとても楽しめました。　『凱陣』が出てこないのは残念でしたが・・

氏は純米酒普及委員会や純米酒フェスティバルなどに尽力し、純米酒こそ本物のお酒であると伝えたい気持ちは本からもよくわかる。　しかし、御本人はいつも本の中で『純米至上主義者でないこと』を強調している。

『純米至上主義者』であるのは明らかなのに否定されるのは何かにご配慮されているからなのだと感じます。

どの本もお奨めです。

昨日は外でたらふく飲んでしまいましたので土曜日ですが休肝日にいたしました。

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