原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 山田錦
精米歩合 55%
アルコール分 16
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2011年9月
1,650円
購入地 宮城県・ネット
ひやおろしを2本呑み比べをして、2本目。
昨年とラベルが一新した山田錦。昨年のもみじを切り抜いたラベルも良かったですが、今年のもいいですね。
今後は、八反錦、美山錦についてもラベルが替わる模様です。 どうやら、蔵元の妹さんにラベルを作ってもらっているとかいないとか?
新しい瓶燗機を導入して最初の火入酒です。 ワクワクしながらいただきます。
無色透明よりはうっすら色がつきます。
香りは、りんごの様な香りとバニラの様な香りが半々に立ち、心地よい。
口に含むと、中規模よりはふた回りは大きな程度の甘味が、ややトロミの膜をうっすらと張り、ほんの少
しのザラザラ感で、やや主張しながらやってきます。
立ち昇る旨味は、徐々にと大きくなり、とてもきれいなものです。
この旨味を支える酸味は、まろやかで適度なもので、心地よい。
このまあるい酸味の背後にある苦味は極少で、スパイスのような役割を演じます。
含み香は、立ち香同様。
終盤やってくる辛さは控えめなので、最後まで旨味が継続し、呑み干した後は、酸味のおかげか綺麗サッ
パリとした余韻になりました。
旨味、甘味、酸味のバランスが抜群のとても美味しいお酒です。
雄町も良いが、この山田錦も流石だなと感じさせてくれるのでした。