原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 山田錦
精米歩合 55%
アルコール分 16
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2011年11月
1,650円
購入地 埼玉県・店頭
埼玉のお酒5本いだいてきた中、最後の5本目。
生もとのさけ武蔵を除けば、袋吊りというとても手に混んだ搾り。
その中で最も高級なのは山田錦です。
ただ雄町の価格設定は、蔵元も間違えた?かなと話してましたので、今年は上乗せがあるかも。
ストイックに酒造りをする渡邉杜氏の22BY渾身の作をいただきます。
香りは、甘い香りがやや強めにたちます。
口に含むと、中規模よりはふた回り近くは大きな程度の甘味が、どうだとばかりに原酒の重厚感で、どこ
か生酒のように勢いを感じ、分厚く主張をしながらやってきます。
立ち昇る旨味は、とても大きくグングンと広がりながら、かつとてもきれいなもの。
この甘旨味に寄り添う酸味も適度なもので、旨味に明確な輪郭をつけてながら、すぐに両者は融合しま
す。
この甘味と酸味のバランスは抜群。 このバランスはすばらしいとしか言いようがない。
そこに、極小の渋味とやや大きめの苦味が、味わいのアクセントとなり、旨味は舌の上で踊ります。
この元気の良い旨味は終盤まで継続し、呑み干した後はゆっくりと口の中から旨味が消えていくのでし
た。
やはり抜群に美味しいです。
しっかりと香り・甘味・旨味のあるお酒で、そのわりには呑み続けられるお酒です。
香りがあると、料理の邪魔をするのではないかとも思いますが、この山田錦はそんなこともありません。
お酒単独はで呑むだけでなく、酸があるので料理とも合わせられると思います。
花陽浴の山田錦もやはり美味いな、間違いないなと再確認したのでした。