原材料 米、米麹
原料米 雄町
精米歩合 55%
アルコール分 16~17
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2011年10月
1,500円
購入地 埼玉県・店頭
雄町で醸した埼玉の蔵元の火入酒を2本呑み比べの2本目です。
花陽浴取扱店の中でも、古くから花陽浴を取り扱いしている県内の酒屋さん中心に、10数店舗しか販売
していないのが、この雄町です。
2月に生酒が、10月にはその火入れ酒が発売されます。
今年その生酒をいただきましたがhttp://blogs.yahoo.co.jp/fwkx6613/29400474.html
その味わいに一目惚れしたものです。
香りは、りんごの様な甘い香りがほんのりと心地よい。
口に含むと、中規模よりはひと回り以上は大きな程度の甘味が、トロミの膜を張り艶っぽくやってきま
す。
立ち昇る旨味は、当初より大きめですが、さらに広がりをみせ、とてもきれいなものです。
まろやかな酸味が適度にやってきて、この甘旨味に明確な輪郭をつけます。
渋味や苦味ははほとんど感じず。
立ち香はほんのりであるが、含み香がファーっと華やかに鼻を抜けます。
終盤まで艶っぽい旨味が継続し、辛さは小さめなので、呑み干した後は、旨味が徐々に口の中から消えて
いきました。
妖艶さのあるとてもおいしいお酒です。
火入れでもこの味わいというのは恐ろしい。
大森の居酒屋の囲む会での一番人気はこのお酒でしたし、持ち込みブラインドテイスティング会でもこの
お酒が一番人気でした。
23BYは生にしろ火入れにしろ、争奪戦が始まる予感がするのは私だけではないはずです。