原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 備前雄町
精米歩合 60%
アルコール分 17
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2012年1月
1,575円
購入地 埼玉県・店頭
鏡山の名を全国に轟かせることとなったお酒、それがこちらです(だと思います)。
昨年は、特約店の予約段階で完売ということで、なんとか特約店全てに行き渡るように今年は造りを増や
したそうで、確か2月初旬が発売でしたが今年は少し早まりました。
増やしたところでも、完全空調完備でサーマルタンクでの600キロ仕込だと味わいは基本的に変わりは
ないでしょう。
ドキドキしながらいただきます。
香りは、甘い果実の香りが昨年ほどは強くは無い。
口に含むと、中規模よりはふた回りは大きい程の甘味が、ズッシリとそして分厚いトロミの膜を張り、主
張をしながら駆け込んできます。
そこから立ち昇る旨味は、最初からとても大きくかつとてもきれいなもの。
この濃厚なトロトロの甘旨味に、昨年以上に寄り添ってくるのが適度な酸味と渋苦味。
渋苦味が甘旨味を刺激します。 そのおかげで、単なる甘味だけで味わいが単調になることを防いでくれ
ます。
中盤以降も甘旨味を主体とした四味が舌の上で舞いながら、全く衰えを見せずに、
そして、呑み干した後はゆっくりと旨味成分が口の中から消えていきました。
やっぱりすごいお酒です。 とても美味しいです。
昨年は感じなかったやや渋苦があるあたりはかえっていいのでは。
この価格というのは破格値ですので、しっかりと数本買って一年間楽しみたいと思います。
瓶燗火入れの雄町の限定酒として、秋に花陽浴の雄町の生詰酒と呑み比べしたいなあ。
さあ、今日はこれから子供のサッカーの試合を見てきます。
点をとる姿を期待して・・・。