地震後初めての地元居酒屋へ 前

「地震後初めての地元居酒屋へ　前」

３月１４日。地震後、初めて地元の居酒屋「旬乃味　錦」さんへお邪魔しました。

停電にいつなるかわからない状況で、「よくこんな日に来たね？」とお店からは言われますが、無駄にスーパーなどで買いだめして家にこもる人々が多い中で、錦さんのような個人店の飲食店は何処も閑古鳥が鳴いております。　こんなときだからこそ、外食をして経済を活性化させるべきと考えるのは間違いはありません。

さあ、今日も呑むぞとばかりに、でも週明けの月曜日だから控えめにするか・・との気持ちが交錯する中、最初は熱燗で。

　「益荒男　山廃吟醸無濾過生原酒」石川県鹿野酒造
アルコール感は無く、ほっこり身体の芯からあたたまります。おいしいお燗になりました。

次からは、冷酒きき酒３盃のセットにします。（８０ｍｌ×３）

女将さんから「今日は面白いセットが出来るよ」とのことでいただいたのが

「まんさくの花　純米吟醸生原酒　１４号」秋田県日の丸醸造
「荒走り」

「中汲み」

「責め取り」

この３本、同じタンクからのお酒です。　これは面白い。　初めての経験です。

荒走りと責め取りはうすにごり。中汲みは色が澄んでいます。味わいは、共通して甘味がやや強めで若干

の苦味を感じる味わい。責め取りは最も旨味が小さい。

荒走りが最もおいしかった。

「越の白鳥　純米吟醸」新潟県新潟第一酒造
甘味が中規模よりひと回り大きい程度。フレッシュさが強め、旨味も広がり最後は辛さで終了。　なかなかの味わいです。

この越の白鳥は亀口搾りなんですね。

続く

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