貴の蔵付き天然酵母山廃を昨日しなかった熱燗でいただきました。
電子レンジの時間を間違え飛びきり燗になってしまいました。 (いつもは湯燗とっくりでいただくのですが)
熱々の状態でまずは一杯。 冷酒と同じヨーグルト風味。 これでもいける。
ちょっと冷ましてから再び一杯。 やはり同じ味わい。 うまい。
なんてやってるうちにいい気分になり、ふと昨年10月以降の不景気と日本酒について考えてみました。
年末年始、業務店の売り上げは前年割れが多かったようです。
酒屋さんに聞くと業務店さんは例年のような買い方はせずとてもシビアな仕入れをしていたようです。
横流しとは小売価格で流通業者などに売却をする行為をいいます。 そこを経由してディスカウント酒屋やスーパーの酒売り場に定価よりはるかに高い価格で陳列されるのです。
それを知らずに購入する消費者さんがいらっしゃるのは気の毒でたまりません。
また横流しに似た言葉に横流れという言葉もあります。
上記の流通業者が飲食店であるかのように偽装し(名刺、トラック、服装などいかにも酒屋であるというように見せている)お酒を購入するケースが横流れです。 知らないうちになってしまうことをいいます。
これは酒屋さんは知らないわけですから酒屋さんには罪はありません。
昨今のような不景気になるととくに飲食店向けのお酒(十四代もそうでありましょう)が酒屋さんの在庫増加から横流れ横流しが多くなり、そうなることで最終消費者が高い価格で購入しなおかつヒネタお酒を口にしてしまうことが多くなるのではないでしょうか。それが日本酒離れに拍車をかけてしまう恐れもあります。
うちの近くの中堅スーパーで年末に十四代が5本ぐらい定価の3倍値ぐらいで売られていたのはびっくりしました。
いくら人気の十四代でもスーパーでのプレミアを見たのは今回が初めてでした。
いままで特約店を固定し続けた結果なのかもしれません。2000石も造っているのですから不思議ではないですが。
飲食店におんぶにだっこの蔵元、酒屋ではなく、だんだんと個人を大事にするお酒になっていって欲しいものです。
ちょっとまとまりが無い文章ですね。 酔っ払いなのでお許しを( _ _ )..o