花陽浴 純米吟醸 中取り雫生原酒
「花陽浴 純米吟醸 中取り雫生原酒」 722番目の購入したお酒
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 八反錦
精米歩合 55%
アルコール分 不明
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2010年12月
1,425円
購入地 埼玉県・店頭
埼玉県の酒販店の中でも当初から花陽浴を取り扱っている酒販店限定なお酒が今回の“中取り”になりま
す。
都内、その他全国区の酒屋さんでも購入できません。
半年以上経過しているためか、やや強めの褐色。健康的な酒色です。
香りは、果実系の香りがほんのりと。
口に含むと、中規模よりはふた回り程度の大きさの甘味が、ハチミツを連想させるトロミ感を持ち合わせ
てスーッと入り込んできます。
背後から生じるてくる旨味は、当初から大き目のもので、すぐに最高潮に広がり、とてもきれいなもので
す。
中盤以降は、ここに適度な酸が加わり甘旨味に寄り添います。
生酒で良くあるクセは全く無く、渋味や苦味は極小。
原酒の重厚感と濃醇な甘旨味を心地よく感じながら、終盤に適度な辛さがやってくるおかげで、お酒のキ
レを抜群にしてくれました。
うん。 美味いです。
ここ数ヶ月で色々な花陽浴をいただいていますが、2,3年前までは「花陽浴って香りが立つ、フルーテ
ィーな酒だなあ」と思ってました。
でも、今は香りはそれほど立たずに程よく、旨味が乗るうまさがジンワリと伝わってくるお酒だなと。
私を知っている人ならば、「あれフルーティーなお酒好きじゃないの?」
と思うかもしれませんが、第一印象はそれでもいいんですが、結局は旨味がないと。
年々進化しているからでしょうか? 印象ががらりと変わりました。
八反錦でこれだけの味わいってなかなか無いと思います。
ハッタネーゼ渡邊杜氏の面目躍如と気ままに感じるのでした。