原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 山田錦
精米歩合 60%
アルコール分 16
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2012年9月
1,360円
購入地 埼玉県・店頭
日本酒の読み方って難しいですよね。 漢字が読めなくて注文したいけど出来ないことが過去多くありました。(ふりがなをふって欲しいなと)
一方で、名称が『にごらない』場合が多いですよね。
例えば日高見(ひたかみ)、三千盛(みちさかり)、琵琶のささなみ、浦霞(うらかすみ)など。
そんな中珍しく『にごる』のがこの東鶴(あずまづる)です。
まあどっちでもいいのでしょうが、気にする人は気にするのではないでしょうか?
香りはほとんど立たず。
含むと中規模よりはひと回り以上は大きな程の甘味が、ザラザラとした舌触りとうっすらトロミ感でスー
ッと気持ちやさしくやってきます。
立ち昇る旨味は徐々に広がりながらとても綺麗なもの。
遅れてやってくる酸味は適度な大きさのもので、若干の渋味とともに三者できれいにバランスされます。
きれいな旨味とのバランス感覚、何かが突出して主張するわけではありませんので落ち着いていただけま
す。
中盤以降はキリっと辛さも感じるために、呑み干した後はキレも抜群で口の中は爽快になるのでした。
とてもバランスの良い美酒です。
このタイプについては冷酒からお燗まであり、食中酒としての威力も発揮するはずです。