日本酒と登山とマラソンと

50代のマラソンと登山と日本酒の日記。3時間10分切りと60歳までに百名山を目指します。買った日本酒の紹介。

「澤姫」祭 「澤姫」の原酒尽くし

「「澤姫」祭 「澤姫」の原酒尽くし」




都内某所において行われた澤姫杜氏を囲む会に参加しました。
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なんと専務取締役兼杜氏の井上裕史氏と副杜氏の佐藤全(タモツ)氏まで参加いただきました。

澤姫醸造元の井上清吉商店と言えば“地酒”。 本来の“地酒”の意味合いを込めて、普通酒から大吟醸まで全てに地元栃木県産米、栃木の酵母を使用しています。

近年銘酒が多いと言われている栃木県の中でも唯一の本当の地酒蔵と言えるでしょう。

全国新酒鑑評会では、平成17年~23年まで7連続入賞継続中でうち19.20.23年は金賞受賞です。(山田錦は使わないでですよ!)

そして、それ以上にすごいところは、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2010(IWC2010」のSAKE部門「吟醸酒大吟醸酒の部」で「澤姫 大吟醸 真・地酒宣言」が最優秀賞「チャンピオン・サケ」
を受賞したことです。 狭き門ですから。



さて、井上杜氏は、幼少の頃(2歳くらい)から農大を出たころ(25歳)まで、杜氏さんが蔵には来ていたそうで、その杜氏さん(じっちゃん)の酒造りを教わっていた頃は、しばらくはお米も触らせてもらえなかったそうです。

その杜氏さんが体調を理由に来られなくなったのをきっかけに、12年前ほどに杜氏に就任しました。

そして、自分の右腕が欲しいと探していたところ、新潟出身の日本酒好きの佐藤全氏を居酒屋でスカウトしました。その佐藤氏も今では井上氏と同じく南部杜氏・下野杜氏の両資格をお持ちであります。



そして、地酒にこだわる澤姫さんのさらにすばらしいところは、「山廃・生もと」と非常に手間のかかるお酒も醸しているところです。

山廃・生もとの誕生は、1期上の同じ栃木の旭興の渡邊杜氏と切磋琢磨することで生まれたそうです。




なんて、蔵の歴史などをお聞きしながら、出品酒をいただきます。

このくらいしか書けません。 後は○秘事項 笑。




この会と時期を同じくして、女子サッカーのワールドカップなでしこジャパンが優勝しました。

これは“なでしこ”関係の日本酒が注目されると思いきや、得点王でMVPの澤選手の名前にちなんだ日本酒銘柄が注目を集めているとの記事が出てます。
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20110721/ecn1107211644003-n1.htm

でもこれって井上杜氏やその周辺のかたが冗談で言っていた某サイトのことがそのまま記事になっているな。

しかし、日本酒低迷の中でこういう日本酒の記事が出てくるのはうれしいこと。




と、会とは関係なくなってしまいましたが、いただいたお酒を紹介します。



続く