「花陽浴 純米吟醸 生もと生原酒 さけ武蔵」 858番目の購入したお酒
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 さけ武蔵
精米歩合 55%
アルコール分 17
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2012年4月
1,400円
購入地 埼玉県・店頭
埼玉県独自の酒造好適米である「さけ武蔵」を使用したお酒を3本いただいている中の2本目。
生もと仕込の生原酒です。
花陽浴の生もとが誕生したのは2008年1月。 今シーズンは5期目になります。
そんな安定した味わいの生もとをいただきました。
うっすら黄色がかった色合い。
香りは、チョコレートのような甘い香りが少々。
口に含むと、中規模よりはひと回りは大きなほどの甘味が、ザラザラとした舌触りで、ガツンと主張しな
がらやってきます。
同時に立ち昇る旨味は、とても濃厚で大きなもの。
そこに柑橘系に感じる酸味が大振りに甘味にアタックし、味わいは酸味中心に。
この酸味は大きいながらも角の無いとてもまろやかなもの。
背後には、渋味と苦味がやや明確にわかるほど、そしてそれより大き目の辛さも。
これらの五味が混ざり合い味わいを形成し、含んでいるのがとても楽しい。
そして呑み干すと、辛さ中心でキレていき、余韻は爽快なものとなりました。
様々な味わいの感じられるいぶし銀の味わいで美味しいです。
華やかさのある他の花陽浴とは一線を画し、こちらは玄人好みの味わい。
生もとですから、普段の花陽浴とは味わいは違いますので、そこは理解していただかないといけません。
では最後のさけ武蔵をいただくことにします。