「仙禽 生もと 亀ノ尾50」 837番目の購入したお酒
栃木県さくら市馬場 株式会社 せんきん
原材料 米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 亀ノ尾
精米歩合 50%
アルコール分 17
日本酒度 -5前後
酸度 3.0前後
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2012年4月
1,650円
購入地 栃木県・ネット
引き続き仙禽をいただきます。
仙禽の3本柱の中心の亀ノ尾の生もと造り木桶け仕込みです。
香りは、うっすらと甘い香り。
口に含むと、中規模よりはふた回り近くは大きなほどの甘味が、ザラザラとした舌触り分厚く飛び込んできます。
立ち昇る旨味は、当初より大きいもののさらに広がりながらとても綺麗なものです。
ほんのり木桶ならではの杉の木材のような香りが含み香にありそれに由来する酸味と、ヨーグルト系の酸
味が半々に、そして甘味とのシーソーゲームを開始します。
両者はすぐに融合され、旨味とのバランスが絶妙になります。
終盤にかけて現れる渋味が、旨味へのアクセントとなってくれるのが良い。
そして、呑み干すと旨味成分が口の中からすばやくフェイドアウトしていくのでした。
さすがにこちら抜群に美味しいです。
甘味と酸味が半々にバランス設計された仙禽ならではの味わいです。
木桶け仕込みなので、木の香りが感じるのは当然ですが、昨年以上に香りは感じます。
それから、表のラベルに関しては、昨年までは生もとと山廃に関してはヒゲヒゲラベルの和紙でしたが、
本年はヒゲがおとなしくなりました。
この生もとに関してはキンキンの冷酒からぬるめの燗まで幅広く楽しめるであろうと結論付けるのでし
た。