「花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦」 830番目の購入したお酒
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 美山錦
精米歩合 55%
アルコール分 16
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2012年2月
1,300円
購入地 埼玉県・店頭
お米によってそのそれぞれの特徴を感じられるお酒、それが花陽浴のすばらしいところです。
花陽浴の中でも最も低価格のうちのひとつである美山錦。
その美山錦が、今年4月に行われた多摩独酌会での新聞紙に巻いてブラインドできき酒する人気投票で、40数銘柄以上の中で「スイート来福」とともに同点1位だった模様です。
私たちの日本酒仲間で行うブラインドきき酒会でも雄町と山田錦で連続1位だったので驚きはさほどないものの、埼玉価格1升瓶2600円の美山錦のお酒で1位という所に意味があるなと。
これは昨年参加した多摩独酌会の模様→http://blogs.yahoo.co.jp/fwkx6613/29812290.html
香りは、甘い香りが立ちます。
口に含むと、中規模よりは二回り近くは大きな程の甘味が、ほんのりトロミの膜を張りトロトロと滑り込
んできます。
立ち昇る旨味は、当初より大きくかつ綺麗なものです。
その甘味にすぐに体当たりに来るのはやや大きめの酸味。柑橘系の酸味と酢の酸を足して2で割ったよう
な感覚のもの。
甘味と酸味の両者は拮抗しバランスされると、そこから生じるのは渋味です。
甘、酸、渋の3者はほぼ同じ大きさ。 苦味は全くなし。
終盤にかけてもこの味わいは継続し、呑み干したあとは旨味成分が舌の上からゆっくりと消えていくので
した。
お米の特徴が十二分に感じられるとても美味しいお酒です。 杜氏の技が感じ取れます。
花陽浴の中では最も酸味が高く感じられました。
では、もう花陽浴をいただくことにします。