原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 吟ぎんが(ラベルからは不明)
精米歩合 55%
アルコール分 17~18
日本酒度 +3.0
酸度 1.3
アミノ酸度 0.9
使用酵母 1801号
720ml
製造年月 2011年12月
1,470円
購入地 埼玉県・蔵元
埼玉のお酒を5本いただいている中、今回は3本目です。
五十嵐酒造さんの蔵元限定酒(だと思います)。
22BYあたりから「五十嵐」という銘柄を見かけるようになり、蔵元で売っているかなと思い寄ってみました。
しかし、ある酒屋さんのPBとのことで、蔵元では購入できませんでした。
でも、このお酒も魅力的で購入してみました。
グラスに注ぐと、かなりのおりの量です。
香りは、果実のような甘い香りが立ちます。
口に含むと、中規模よりはふた回りは大きな程度の甘味が、液面に粉雪を降らせたかのようなサラサラ感
で、原酒なのにスーッと入ってきます。
立ち昇る旨味は、広がりながら大きくなり、かつとてもきれいなもの。
甘味が大きいのだが、旨味もほぼ同程度の大きさでバランスされます。
感じる酸味はまろやかに適度なもので、甘旨味を支えます。
渋味や苦味も小さく感じ、単なる甘旨味の味わいでないところが心地よい。
終盤にかけても甘旨味は衰えずに最高潮に達した頃、呑み干すと、やや舌の上に渋味を残しながら、ゆっ
くりとフェイドアウトしていきました。
これは美味しいです。
今までも天覧山のお酒は呑んでますが、最も好きな味わいです。
小江戸鏡山酒造の成功に刺激を受けているのは間違いないな、とひとり気ままに想いふけるのでした。
正則さん頑張れ!
それでは弟さんのお酒を呑んでみます。