「南陽醸造 蔵元さんを囲む会 “花陽浴” (上)」
大森「吟吟」さんで行われた、蔵元さんを囲む会に参加してきました。
この会は毎月のように行われ、なんと今回で140回を数えます。
なかなか渡邊
杜氏にお会いできる機会はありません。 その
杜氏が持参したお酒はなんと12種類。
ほぼフルラインナップを楽しめるわけです。
1860年創業の
南陽醸造さんですが、前
杜氏が急に蔵に来られなくなったことにより、蔵元長女夫妻と弟の須永氏の3人での造りの体制に代わって、
8造りが終了。それでも3人とも30代前半という若さです。
うれしいことに、今回から会の進行に変更があり、乾杯後、まずは全種類の試飲タイムでスタートしました。
「花陽浴
純米大吟醸 “雫”原酒」
地元羽生産
山田錦の
精米歩合40%。いわゆる鑑評会向けレベルのお酒。
絞って10日後に火入れします。
「花陽浴
大吟醸生原酒2年熟成」
山田錦 40%
贅沢な逸品です。 買ったら6千円はするでしょう。
華やかさの一方、苦味とコクが感じられまだまだ熟成しても面白い。
「花陽浴
大吟醸 袋吊雫酒 2年熟成」
山田錦 40%
前のお酒の火入れ酒になります。 火入れによりまろやかさが出てこちらのほうが好み。(でも参加者は生原酒の方が好きな方のほうが多かった。)
徐々に参加者の方々もいい雰囲気に。
全12本のうち
大吟醸はこの3本。 普段
大吟醸を呑むことがないので、この贅沢に感謝。
続く