日本酒と登山とマラソンと

50代のマラソンと登山と日本酒の日記。3時間10分切りと60歳までに百名山を目指します。買った日本酒の紹介。

ハート天明

ハート天明



「ハート天明」   720番目の購入したお酒



福島県河沼郡会津坂下町字戌亥乙   曙酒造 合資会社




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原材料  米、米麹、醸造アルコール
原料米  不明
精米歩合 不明
アルコール分 15~15.9
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
1800ml
製造年月  2011年5月
2,515円
購入地 埼玉県・店頭
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わたしの大好きな天明の限定品をいただきます。



地震の影響で瓶貯蔵していたお酒が大量に割れてしまい、その他無事であったお酒もスペックが何がなんだかわからなくなってしまったところ、そんなお酒たちをブレンドすることで今回の“ハート天明”が生まれました。もう蔵にも酒販店にも在庫は無いという超限定品です。




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香りは、混ざり合ったもので、特にお米由来の香りが一番強めに立ちます。

口に含むと、中規模よりはひと回りは大きい程度のお米由来の甘味が、一直線に飛び込んできます。

背後から生じるてくる旨味は、中庸なもので、形はやや歪んだもの。

一部華やかさを備えながらも、味わいの中心は普通酒のような平坦なアルコール感。

酸味は適度、渋苦味等は全く感じず。

終盤にかけては、強めに辛さが生じてきて、そして呑み干した後はスッキリとした飲み口になりました。


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今まで最もいろんな種類をいただいてきた大好きな天明。  いつもの天明の味わいを予想して呑むと、全く違う味わいに思ってしまうのは仕方が無いところです。(きっと大吟醸から普通酒まで色々なお酒かな)

やはり、亀の尾を中心とした通常品の天明が好きだなと気ままに思うのでした。

今回のお酒、この時期ではすでに料飲店でもまず見かけないでしょうね。

このお酒のすばらしいところは、収益金の一部が、「あしなが育英会津波遺児基金」に寄付されるところです。



曙酒造さんは本当に、夫婦の仲のよさに加えて、将来の伴侶を見つけた息子さんの孝市氏の、家族で頑張る蔵元さんだなあと伝わってきます。

積極的にイベントに参加している孝市氏の姿勢には脱帽です。



久しぶりに曙酒造さんのHPを見たら、以前より数段きれいなHPに変わっていました。
http://akebono-syuzou.com/
蔵元息子さんの孝市さんが変えたのでしょうね。 また、孝市さんは積極的に囲む会やイベントに顔を出しており、今年から責任で仕込んだ“一生青春”を含めてさらに楽しみな存在になってきました。



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