愛山酒呑み比べ(2)来福 純米吟醸生原酒 愛山
「来福 純米吟醸生原酒 愛山」 708番目の購入したお酒
原材料 米、米こうじ
原料米 愛山
精米歩合 50%
アルコール分 17
日本酒度 ±0
酸度 1.3
アミノ酸度 不明
使用酵母 東農短醸分離株(つるばら)
720ml
製造年月 2011年5月
1,575円
購入地 宮城県・ネット
愛山酒を呑み続けることにして、2本目はこちらです。
茨城を代表する銘醸蔵のうちの一つです。
花酵母のお酒になります。
香りは甘い果実の香りがやや強めに立ちます。(いい香り)
口に含むと、中規模よりはひと回り以上は大きな程度の甘味が、やや突起物のようなザラザラ感を持ち合
わせながらも、スーッと入り込んできます。
そこに感じるのはビターチョコのようなコクのある苦味。好意的な苦味です。
背後からは旨味もグングンと広がり、とても大きくかつきれいな形をしております。
酸味や辛味は適度なもの。
終盤にかけてもこの甘苦味は継続し、そして呑み干した後のキレはよく、スッキリとした仕上がりに感じ
られました。
苦味が苦手というかたもいらっしゃいますが、この苦味は好きです。 他のお酒ではあまり感じられない
味わいで面白いですね。
翌日、再びこのお酒の残りをいただきましたが、前日よりも苦味が軽減、旨味の上昇がありました。
納得の味わいに、藤村氏の探究心に拍手を贈るのでした。
は突出して美味しかったです。