やおまん「彩の宴」で深谷の「丸山酒造」さんを丸裸にする。

「やおまん「彩の宴」で深谷の「丸山酒造」さんを丸裸にする。」

１１月１６日

仕事の状況で予約せず、当日になって行けそうなので、電話したら大丈夫とのことで浦和に向います。

浦和パルコ内にあります埼玉地酒を応援する和食店「やおまん」さんで行われた「彩の宴　第１１夜」に参加しました。
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今回のゲストは埼玉県深谷市の「丸山酒造株式会社」代表取締役社長兼杜氏の丸山和崇氏です。
丸山酒造さんは、明治６年創業。　群馬県との県境に程近い地に蔵を構えます。
主力銘柄は、金大星正宗。そして、特約店銘柄の純米に限る織星。
２００３年から新たに投入した「織星」は年々進化し、毎年改良を加えております。

ここで、ちょっと読み方ですが、「金大星正宗」は、きんたいぼしまさむね。　「織星」は、おりほし
「ぼし」と「ほし」の違いはわかっていたのですが、「たい」とにごらないとは今日初めて知りました。 (ここの辺りは要チェックです。)
　

製造石数は、約３００石弱。　うち織星に限っては約２割ほどとのことです。
丸山氏は、ある日突然お父様から「全部お前がやりなさい」と言われ、社長兼杜氏になったようです。当時はまだ社長兼杜氏は珍しく、県内では麻原健一氏くらいであったようです。

では、楽しみなお酒をいただいていきます。

乾杯酒「純米大吟醸　酔兆月(すいちょうげつ)」
山田錦使用。香りと甘味に膨らみがあり、とても旨味が広がります。　呑み干した後はいつまでも心地よい余韻が続きます。

「醴　れい　純米吟醸酒」
八反錦。若干色がつきます。熟成感がありコクが広がります。香りは全くありません。　地元向けのお酒で２年熟成です。

「織星　純米無濾過生原酒かすみ酒」
６５％。　お米は失念。　こちらもコクが広がります。若干かすみかかっている分苦渋みを感じます。

「金大星正宗　本醸造」
１５度。日本酒度＋４。酸度１．５．　彩のかがやき
ほとんど醸造アルコール感を感じません。　香りも控えめな甘い香りがしますし、これが１升１，９２７円はかなりリーズナブルだと思います。
普段は純米しか呑まないのですが、これでしたらいくらでも呑んでしまいそうです。
本年は、埼玉を象徴する食米であるこの｢彩のかがやき｣は、夏の酷暑の影響をモロに受けました。　
ただ、丸山酒造さんの契約栽培先は、それほど影響を受けず、酒造りには影響ないとのことです。