「酒縁 川島」で大満足！ 後編

「酒縁　川島」で大満足！　　後編

「酒縁　川島」さんにお邪魔しました。　前編より続きます。

次は、同じ蔵元さんのお酒の呑み比べです。　

　

仙禽　木桶け仕込　純米吟醸　「雄町」と「亀ノ尾」　(栃木県)
ともに５５％　日本酒度－３　　雄町は７７酵母で酸度１．９　 亀ノ尾は１４０１酵母で酸度２．２
この甘味と酸味のマリアージュ。他には真似のできない味わいでしょう。
個人的には、亀ノ尾の方が旨味が強く好きです。
本年の造りは、どんなサプライズがあるのでしょうか？
　　

茶碗蒸し

菱屋　別撰純米酒原酒　(岩手県宮古市)
写真が杜氏さんですが、もともと青森の田酒にいた杜氏さんです。
華吹雪ですが、甘旨味がブワーッと広がり、今日いただいた他のお酒と全く引けを取りません。
初めていただきましたが、ビックリ旨いお酒でした。
冷酒でももちろん充分おいしいですが、これはお燗でもまず合うでしょう。

コロッケとメンチ

そして、とうとう最後のお酒になりました。

大正の鶴　特別純米　無濾過生原酒　(岡山県)

備前朝日　６０％　＋２．５　１．８　１８　
備前朝日は、飯米としては地元での高級米のようです。
やはり、甘旨味の強いお酒で、無濾過生原酒のよさを充分に感じる旨酒です。　いいですね。
旨味だけの面をとると、今日のラインナップでは一番大人しめかも知れません。

　大根あんかけ風

そして、〆のごはん。

お腹が膨れるほど沢山のおいしいお料理をいただきました。(写真に無いメニューもいただいております。)

今度は、お昼を抜いてお邪魔しよう。

お酒も、旨味の強いお酒が多く、まるで「エキスのうすいお酒は日本酒ではない！」とでも言っているよ

うなラインナップでした。(それがうれしいんですよね！)

初めてお邪魔しての感想としては、川島さんご夫婦とソムリエのＩ氏の３人が揃ってこのお店の良さがあ

るんだろうなと。

開店して３１年。　今後も日本酒伝承のために、少しでも長く１０年、２０年と続くことを願いつつ、お

店を後にするのでした。

いつも、お腹いっぱい飲み食いする私にとってもってこいのお店でした。

大満足！

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