群馬県の小蔵、約200石。
松原杜氏と家族、アルバイトで醸します。
香りはほとんど感じず。
含むと中規模よりはひと回り以上は大きなの甘味が、うっすらトロミの膜を張り、スーッと適度なスピードで駆け込んできます。
立ち昇る旨味は広がりながらとてもきれいなものです。
透明感のある甘味と旨味。そして適度な酸味の3者のバランス感覚は抜群に良い。
渋苦味等はなし。
中盤以降もバランスは保たれたまま、
呑み干した後は適度なスピードで旨味が融けていきました。
これは美味しいです。
今度は生原酒を飲んでみたい。
もっと注目されてもいいはずです。