埼玉酒対決！(続き)　彩の原石　喜　　純米吟醸

｢彩の原石　喜　　純米吟醸｣　　　NO.１３６９

埼玉県久喜市　　　寒梅酒造　株式会社

原材料　　米(国産)、米麹(国産米)
原料米　　さけ武蔵
精米歩合　６０％
アルコール分　１７
日本酒度　－１
酸度　１．６
アミノ酸度　１．２
使用酵母　協会１９０１号
７２０ｍl
製造年月　　２０１５年１２月
１,６２０円(税込)
購入地　埼玉県・店頭

引き続き、対決酒のもう１本をいただきます。

仕掛け人、石井酒造社長の石井氏が杜氏の和久田氏とともに和久田杜氏の先輩である寒梅酒造の鈴木杜氏に対決を申し込みました。

同じ原材料でのブラインド対決、都内の３店舗で昨年末に行われました。

結果は寒梅酒造の勝利でしたが、結果云々ではなく、埼玉のお酒の知名度をもっともっと上げようという趣旨のもとでの対決でした。

浦和の百貨店で両方のお酒が買えるので購入飲み比べてみました。

やや甘い香り。

含むと中程度よりひと回り以上は大きなほどの甘みが、ややトロミの層を乗せて適度なスピードでやってきます。

立ち昇る旨味は徐々に膨らみながら、とてもきれいなものです。

酸味は旨味を支え、甘み、酸味、旨味の３者のバランス感覚が抜群に良い。

若干の渋味が効果的に味わいのアクセントとなり好印象。

苦味は感じず。

中盤以降も適度な甘旨味が続き、

呑み干すと、適度に余韻が伸びるのでした。

これは美味しいです。

こちらは和食と合わせたいところです。

やさしい鈴木杜氏の人柄が出ている味わいに感じました。

日本酒と登山とマラソンと