日本酒と登山とマラソンと

50代のマラソンと登山と日本酒の日記。3時間10分切りと60歳までに百名山を目指します。買った日本酒の紹介。

仙禽 愛山50

「仙禽 愛山50」   900番目の購入したお酒



栃木県さくら市馬場   株式会社 せんきん 



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原材料  米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米  愛山
精米歩合 50%
アルコール分 17
日本酒度 -5前後
酸度 3.0前後
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月  2012年5月
1,650円
購入地 千葉県・ネット
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記念すべき900本目に選んだのはこのお酒。

古くからこのブログを見ているかたなら「やっぱりな」と思うかたが多いのではないかと思います(笑)。

ブログを始めた当初、偶然他のお酒目当てで一緒に購入したこのお酒に一目惚れしてはや4年。

すっかり人気が定着したため家のみが少なくなってきて、個人的にもなかなか遠い存在にもなりつつありますが、それでもこの唯一無二の味わいには虜になります。

最近は蔵元奥様がデザインしたラベル(線香花火、赤とんぼ、かぶとむし)なども素敵で印象も変わりつつあります。

益々楽しみな蔵元のお酒久しぶりにいただきます。


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にごりは無いもののかなりの数のオリが浮遊します。

甘い香りよりも酸がやや優勢の香り。

含むと、中規模よりはふた回り以上大きな程の甘味が、オリのザラザラとした舌触りで、強めに主張しな

がら飛び込んできます。

立ち昇る旨味は当初よりかなり大きく、そしてかつとてもきれいなものです。

この甘味をやや遅れてスタートした酸味が甘味に追いつこうと猛ダッシュをかけてきます。

味わいはぶどうの様な甘味と柑橘系の酸味。やや感じる渋味が加わるとまさにグレープフルーツの様な味

わいに。

両者はデットヒートを繰り返し、終盤にやや甘味が優勢となります。

そして呑み干すと、ゆっくりと旨味が口の中から消えていき、やや長めの余韻を楽しみました。


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やっぱりこれは美味しいです。

ラブマウンテン顕在です。

記念すべき900本目にふさわしいお酒でした。