「神亀 純米 しぼりたて 生酒」 いただきもの
約2年間、しっかりと冷蔵保存された状態のお酒をいただきました。
通年商品の神亀は基本最低でも2年間は熟成すると言われていますので(聞いた話で)、瓶貯蔵された2年間の生酒との違いを楽しみにいただきます。
やや黄色がかった色。
ヨーグルトの様な甘酸っぱい香り。
含むと、中規模よりはひと回り大きな程の甘味が、トロミの膜をうっすら張り、重心を低く構えながら飛び込んできます。
立ち昇る旨味は当初よりかなり大きくかつとてもきれいなもの。
神亀ならではの骨太の旨味と原酒の重厚感を味わいの中心に置き、そこにやや大きめに感じる酸味がサポートしその頃には甘味は減退。
渋味や苦味などはほとんど感じずに、中盤以降は旨味と辛さ中心の味わいへ。
辛さで味わいが引き締まり、呑み干すと舌は辛さでピリッとしながら味覚はリセットされ、余韻は短くすぐに次が呑みたくなりました。
やっぱり神亀の生酒は好きです。
熟成した香りは一切無し。
神亀の生酒を自宅で冷蔵保存しながら寝かすのって面白いだろうなと気ままに思うのでした。