仙禽 山廃愛山80
「仙禽 山廃愛山80」 738番目の購入したお酒
栃木県さくら市馬場 株式会社 せんきん
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 愛山
精米歩合 80%
アルコール分 17
日本酒度 -3~-5
酸度 2.0~3.0
アミノ酸度 不明
使用酵母 901
720ml
製造年月 2011年5月
1,650円
購入地 栃木県・ネット
5月の試飲会でいただいたとき、秋ごろに呑むのが呑み頃かなと勝手に判断し、やっと開栓しました。
4ヶ月経過してどう変化しただろう?
気持ち色がつきます。
香りは、このあいだ家族で行った梨狩りでの香り、つまり梨の香りがほんのりと。
口に含むと、中規模よりはひと回り以上大きな程度の甘味が、ややフレッシュな感で飛び込んできます。
背後から生じる旨味はバット広がり、とても大きくかつ綺麗なもの。
このピチピチとした甘旨味の周囲には、サポートする酸味がほぼ等間隔で張り付き、バランスが抜群。
この甘味を追随する酸味は、鋭角的なものではなくまあるいカドの取れたもので、甘味との融合を試みま
す。
両者は仲良く手をつなぐというよりは、ややへし合い押し合いしながらも、徐々に仲良くなっていきま
す。
その他の味わいは感じさせずに、呑み干した後は、徐々に旨味の余韻が口の中から消えていきました。
やはり寝かして正解でした。美味しいです。
お酒のこういう状態を、“カドが取れた”って言うんだろうなあ。 やんちゃなお酒が、言うことを
聞くようになりました。
このお酒で“ひやおろし”があれば最高だな、愛山は是非23BYシーズンもやって欲しいなと、
気ままに思うのでした。