「亀甲花菱 純米吟醸無濾過中取り生原酒」 848番目の購入したお酒
埼玉県加須市戸室 清水酒造 株式会社
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 美山錦
精米歩合 50%
アルコール分 17~18
日本酒度 不明
酸度 不明
アミノ酸度 不明
使用酵母 不明
720ml
製造年月 2012年5月
1,470円
購入地 埼玉県・店頭
今年は杜氏さんが急遽来れなくなったそうで、社長さん自らが醸したとか。
ラベルの会社所在地がまだ旧住所のままというあたりに、そんな混乱が見え隠れします。
では23BYの亀甲花菱を2本呑み比べます。
まずはこちら。
香りは、華やかな果実の甘い香りがやや強めに。
口に含むと、中規模よりはひと回り以上は大きなほどの甘味が、液面にややトロミの膜を張り主張しなが
ら飛び込んできます。
同時に立ち昇る旨味は、当初より大きくかつ綺麗なものです。
この甘旨味に寄り添う酸味は適度に、すぐに甘旨味と融合します。
そしてこのまま旨味の上昇があるのかと思いきや、中盤以降はやや強めに辛さがやってきて甘味よりやや
優勢になります。
苦味は感じないものの、渋味が味わいの隠し味的役割を果たし、
呑み干すと、辛さのために、キレがよくスッキリとした余韻になりました。
最初の味わいと最後の味わいが異なる楽しいお酒です。
ではもう1本の花菱を開けることとします。