走・高・酒 (そう・こう・しゅ) ブログ

走(マラソン)・高(山)・酒(日本酒)をこよなく愛するブログ 50代。 3時間10分切りと60歳までに百名山を目指します。

菊泉 かおり 吟醸酒 (埼玉の地酒・その3)

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菊泉 かおり 吟醸酒 (埼玉の地酒・その3)


菊泉 かおり 吟醸酒  488番目の購入したお酒

埼玉県深谷市田所町  滝澤酒造㈱
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原材料  米、米こうじ、醸造アルコール
原料米  広島八反錦
精米歩合  60%
アルコール分 15~16
日本酒度  +5
酸度 1.2
アミノ酸度 1.2
使用酵母 かおり酵母(埼玉県工業技術センター開発)
720ml
製造年月  2009年12月
1,202円
購入地 埼玉県・ネット


イメージ 2

久しぶりにスペック帳がすべて埋まりました。 而今以来です。


さっき仕事から帰ってきて自宅近辺を走っていたのですが、風が強く吹き、もう少し気温が低ければ昔学生時代よく行った新潟は雪が降ります。
よく行ったものですから、こちらの気候で新潟が雪が降っているかどうかわかるんです。
学生時代(17,8年前)に六日町八海山へスキーに行ったとき、当時は地元でも銘酒「八海山」は手に入らないとのことでした。
でも今はいい時代になりました。
この「八海山」の成功ストーリーは現代の日本酒蔵元には当てはまらないと思います。
現在の日本酒消費量、時代背景からは企業の発展はなかなか難しいと思いますが、輸出に上手く乗れば可能かもしれません。(もうすでに注目されていますが・・・)
ただ小さな500石以下の製造量の蔵元にとっての輸出は考えにくく、そのような蔵元にとっての生き残り策としては、単価を上げること、つまり同じ製造量でも粗利益を上昇させることであります。
普通酒の製造から純米吟醸酒などへの転換、これが粗利益率の上昇につながるわけです。
製造量は変わらなくても利益が増える、今そこをがんばっている蔵元が増えているものと思われます。

イメージ 3

すみません。酔っ払いには難しい話はいらないかもしれませんね(笑  楽しく行きましょう!


今日のお酒ですが、前回と同じ埼玉県深谷市の蔵元さんのお酒です。

専務兼杜氏の滝澤英之氏は、変り種の早稲田大学教育学部卒業であります。 (私も早稲田に行っていれば同級生だったのに・・・まー私の頭では無理でした)

製造石数は約500石であります。 今シーズンは初めてSSIの蔵元実習の参加も受け付けました。


どんなお酒でしょうか?

香りはとっても心地良いです。 りんごのような果実系とミルクのような香りがします。

含みますと、まずはフルーティーな甘味とクリーミーな甘味が混ざり合ってアタックしてきます。

しばらく含んでいますと、その合わさった甘味が舌の上でお米の旨みとともに大きな塊となります。

そして、終盤にかけては、キリッとした酸味と辛さも訪れ、お酒自体をまとめ上げます。

飲み干しますと、余韻は心地よい甘味がいつまでも継続します。


これは買って大正解ですね。 アルコール添加だって上手い酒は上手い! 滝澤さんこれ上手いです。

もっとこちら造ってもいいのでは。


蔵元の今後にも注目していきたいと思います。


とりあえず、家にはまだ埼玉地酒がありますが、たった3本でシリーズ終了です。 ごめんなさい(笑




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