8月13日、14日で北アルプスの山々に行ってきました。
当初の行動予定は2泊3日。ヤマレコを通じて岐阜県警に登山届はオンライン提出済み。
なぜ変更したのか?
2泊目の夜の天候が暴風雨予報。
無料のてんきとくらす(通称てんくら)の予報サイトではなく、この山行前に天気予報の有料サイトであるtenki.jpとお天気ナビゲータの2つを登録し、2泊目の朝3時に2つのサイトを確認すると間違いなく荒れるのがわかる。(やっぱり有料サイトはいい!)
大雨と風。特に風は風速15mはあるという。
1泊目での夜が風速10m予報でかなりテントが揺れたので、それ以上はさすがに怖い。
というわけで2泊せずに下山することを当日朝に決意しました。
結果、家に帰って他の人のヤマレコを見ると、夜テント場の人がたくさん小屋に逃げこんできたという。 決断は正解でした。
さて、今回の山行は新穂高温泉から出発、双六小屋でテント泊。
黒部源流から百名山の水晶岳と鷲羽岳に行き、三百名山の三俣蓮華岳、双六岳へ行って新穂高温泉へ下山というルート。
3日目は下山だけの予定を2日目に組み込むというハードな行程になりました。
まずは初日。
鏡平にある鏡池。
晴れていれば槍ヶ岳が逆さに池に映るんですが、残念な天気でした。
テント泊も4回目になり、約14kgの荷物も苦でなく随分慣れてきました。
約7時間かけてゆっくり上がり双六小屋のテント場に到着です。
今日、関東は台風が来る予報なのでテントは少なめ。 おかげで新穂高温泉の絶対止められない無料駐車場にも止めることができました。
小屋で受付後、駆けつけ1杯!
夕飯はメスティンでご飯を炊きカレー。
明日の夜はパスタ、のつもりが持ち帰りになりました。
夜は暴風雨。雨の時間は短かった。 明日はさらにひどい予報。
朝再度天気予報を確認しよう。
2日目。
9時くらいまでは晴れ、その後はだんだん崩れてきて雨、夜は暴風雨。
明日も暴風雨。
下山を決意。
水晶岳に着く頃は天気が崩れそうなので、水晶岳は天気次第で行かなくてもいいやの気持ちで、当初予定より30分早くスタート。
小屋には12時半には戻ってこれるだろう。
13時過ぎるようなら、下山には4時間かかるのでもう1泊せざるを得ないか、との考えで今日の行程をスタートしました。
双六岳の巻き道で朝を迎えます。
昨日は見られなかった槍ヶ岳が巻き道からよく見えました。
三俣山荘の脇からいったん黒部川源流に下ります。
山に行くようになって色んな源流に行きました。
入間川源流…名栗ウノタワ
高麗川源流…刈場坂峠
など
そして、登り返して水晶小屋からヘルメット装着して水晶岳到着。
水晶小屋までは晴れていたが、天気予報通りその後はずっとガス。
遠めの写真も撮ってもらったので、今日は顔出し(笑)
Tシャツの上にモンベルの雨具を下山までずっと着たままでも暑くなかった。
双六岳ではこんな天気だからこそのご褒美。
雷鳥の鳴き声を動画に撮ることができました。
動画はこちら ↓
鳴き声はかわいくないですね(笑)
そして予定通りにテント場に帰って来れました。
大雨の中テントを撤収。(30分くらいかかってしまった・・・)
下山。
登ってくるすれ違いの登山者に「熊がいたので気を付けてください」と。
熊にビクビクしながら無事ケガもなく下山するのでした。
こちらは今回ゲットした山バッチ。
今までで一番歩きました。
今日だけでガーミンによるとこんな感じ。
ランニングで使う筋肉と全然違うので現在激筋肉痛です。
詳しい山行記録はヤマレコにて。
是非ご覧ください。
水晶岳、鷲羽岳、黒部源流(双六小屋テント泊) - 2022年08月13日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)